ストラップオンディルドやペニスバンドは、女性がペニスを生やすことができる幻のセックストイです。女性も時には男性を攻めてみたいと思うこともあるでしょう。男性の方も女性にやられたいと思うこともあるはず。そんなときに大きな威力を発揮してくれるのが、今回ご紹介するストラップオンディルドです。何だか複雑な感じがするかもしれませんが、ストラップオンディルドの使い方自体はとても簡単。しかし、男性と女性のどちらがストラップオンディルドを装着するのかによって、選び方や使い方が大きく変わってきます。

ストラップオンディルドは上手く使うことができれば、セックスのバリエーションを大幅に増やすことができます。その結果として、カップルの愛の時間がより刺激的なものになり、セックスの満足度も大幅に高まることでしょう。ただ、ストラップオンディルドはサイズの選び方が重要で、ローションや使用後のメンテナンスも欠かせません。安全に使い続けるためには、いくつかの注意点を守ることも大切です。そこで本記事では、ストラップオンディルドの特徴や目的、選び方や使い方について詳しく解説します。

ストラップオンディルドとは?

そもそも、ストラップオンディルドはペニスバンドとも呼ばれるもので、ディルドにストラップがついていて腰に装着できるセックストイ。なお、ペニスバンドを呼ばれることもありますが、一般的には「ストラップオンディルド」や「ディルドハーネス」と呼ばれています。ストラップオンディルドの最大の特徴は、ディルドを本物のペニスのように身体に装着して、まるで勃起したペニスを持つ男性のように膣やアナルに挿入できることです。まずはストラップオンディルドの構造について、具体的に見ていきましょう。

ディルドはペニスの形をした張形として有名で、世界中の女性に愛されるセックストイです。しかし、ディルドには致命的な弱点があります。それは、ディルドは手に持って動かさないと使えないということです。つまり、本物のペニスのように腰を振ってピストン運動したり、身体の動きで刺激をコントロールしたりすることができません。そこで生み出されたのが、今回ご紹介するストラップオンディルドです。ストラップオンディルドは、大きく分けて2つの部分に分かれます。ひとつめは「ディルド部」でもうひとつは「ハーネス部」です。

ディルド部はその名のとおりディルドで、通常のセックストイのディルドと変わりません。ストラップオンディルドで重要なのはハーネス部です。ハーネス部はディルドと身体を接続するためのもので、腰にハーネスをベルトのように巻き付けるためのものです。ハーネスは主にナイロンや皮革などで作られていて、バンドの形状はTバックやコルセットのようになっています。ストラップオンディルドは独特の機構によって、まるで本物のペニスのように身体に密着して、自分の思いどおりに動かせるようになっているのです。

詳細は後述しますが、ストラップオンディルドはペニスの代わりとして男性や女性が装着して、相手のヴァギナやアナルに挿入します。マニアックなイメージのあるストラップオンディルドですが、近年ではたくさんのカップルがセックスに新たな刺激を取り入れるために、ストラップオンディルドを活用するようになっています。

ストラップオンディルドの種類

ストラップオンディルドには、いくつかの種類のものがあります。しかも、かなり種類が多いので複雑です。ここでは、基本的なタイプに絞って見ていきましょう。まず、ハーネスの種類に「ツーストラップ」「スリーストラップ」「コルセットタイプ」の3つのタイプがあります。プラグの固定方式は「プラグ式」「リング式」「空洞式」の3つ、ディルド自体の種類に「スタンダード」「Gスポット/前立腺特化型」「振動機能付き」の3つです。さらにディルドの材質自体も「プラスチック」「ラテックス」「ゴム」「PVC(ポリ塩化ビニル)」など多様なものがあります。それぞれの特徴について簡単に解説します。

まずはストラップのタイプからです。基本的にツーストラップ形式はおすすめできません。ツーストラップは2本のストラップから構成されていて、一方はベルトのように着用者の腰を巻き、もう一方は股の間を通して腰の中央で接続します。このタイプは装着が簡単ですが、ストラップが股の部分と擦れて痛くなったり、ディルドを安定して保持できなかったりするので使いにくいです。一方でスリーストラップは1本のベルトで腰を巻く点では同じですが、後の2本は左右の太股に1本ずつ巻き付けます。このデザインはストラップが陰部に当たらず、ディルドも固定しやすいので使いやすいです。コルセットタイプは通常のコルセットのように使えます。

次はプラグの固定方式です。プラグ式はストラップの本体部分に、あらかじめプラグが付いていて、そこに対応しているディルドをはめることで使えます。バンドに対応しているディルドならどれでも使えるので便利です。一方でリング式は、バンド本体の下腹部部分に穴が開いていて、そこに土台付きのディルドを通すことで使えます。こちらもリング式に対応しているディルドなら使えるので便利で、ストラップオンディルドで主流なタイプだと言えるでしょう。空洞式は少し特殊で、こちらはディルド内部に空洞ができていて、自分のペニスを通せるようになっています。男性が使用する場合におすすめのタイプです。

ディルドの種類や材質も重要です。スタンダードタイプは通常のディルドと同様に、男性器のリアルな形やサイズ、質感などが再現されています。最も基本的なタイプだと言えるでしょう。Gスポットや前立腺特化型のタイプは、女性のGスポットや男性の前立腺を刺激するための専用設計で、性感帯を刺激するための独特のカーブを描く形状となっています。振動機能付きは珍しいですが、電動機能でディルドが振動して、まるでバイブレーターのように使えるのが魅力です。さらにディルドの材質自体もプラスチックやラテックス、ゴムやPVCなどがありますが、基本的にはラテックスやゴムを選ぶようにすると安全に快感を高めることができます。

ストラップオンディルドの目的

そもそも、ストラップオンディルドはどういった目的で、カップルのセックスにおいて使われるものなのでしょうか。ディルドには以前から底面に吸盤がついているものがあり、壁などに固定して自分で腰を動かして使うことはできました。そうしたディルドを固定して使うという発想から発展して生み出されたのが、このストラップオンディルドなのです。こうした経緯から、ストラップオンディルドは元々レズビアンカップルのセックスで、使われることが多いセックストイでした。しかし、現在ではストレートのカップルにも愛用されるようになっています。ここでは、ストレートが使うストラップオンディルドについて掘り下げていきましょう。

ストレートのカップルがストラップオンディルドを使う目的は、大きく分けて2つあります。ひとつは「アナルプレイ」と「ペニスの代用」です。アナルプレイは基本的にSMプレイの一環として行われるもので、女性が男性のアナルにセックストイなどを挿入します。一般的にはバイブレーターや通常のディルドを使用するのですが、よりハードなプレイを求める場合は女性がストラップオンディルドを装着して、男性のアナルに挿入するのです。特に、女性がサディスティックで男性がマゾヒスティックな場合は、燃えるプレイを楽しむことができるでしょう。

また、男性がペニスバンドを装着して、女性の膣やアナルに挿入することもあります。不思議な感じがするかもしれませんが、男性側が自身のペニスに自信がなかったり、勃起力や持続力が不足していたりする場合は、このようなストラップオンディルドの使い方が効果的です。自身のペニスより大きなディルドを使うことで疑似的な巨根を楽しめますし、ディルドは決してサイズが変わらないので中折れの心配なくセックスを満喫できます。いわば、ペニスの補助的なグッズとして、ストラップオンディルドと使う方法だと言えるでしょう。

ストレートカップル同士でストラップオンディルドを使う時の選び方

前述したように、ストラップオンディルドの使用目的にはいくつかのものがありますが、ヴァギナやアナルに装着するという点ではどちらも同じです。そのため、基本的には男女どちらも使い方自体は変わらないのですが、男女で身体の構造が異なるため、それぞれに適した選び方があります。特に、男性の場合はペニスがあるので注意が必要です。

男性は基本的にディルド内部が空洞になっているタイプを選ぶと、ストラップオンディルドを快適に使いやすくなります。女性の場合はウエストが男性よりも細いことが多いので、ベルトのサイズが大きすぎないように中費が必要です。ここでは、男性と女性がストラップオンディルドを装着するそれぞれの場合について、正しい選び方を詳しく見ていきましょう。

男性が装着する場合

ストラップオンディルドは、基本的にはカップルの好みで選んで構いませんが、ひとつ重要なポイントがあります。それは、男性が装着する場合は、ディルド内部が「空洞」になっているものを選ぶということ。なぜなら、男性には元々ペニスがついているからです。中が詰まっているディルドだとペニスの行き場がないため、ストラップオンディルドを装着できません。ディルド内部が開いていれば問題なく装着できます。

前述したように、バンド部分はスリーストラップやコルセットタイプになっているものを選びましょう。ツーストラップを男性が使うと、睾丸部分にベルトが当たってしまうので使えません。ディルドのサイズについては、初心者の場合は男性のペニスと同じか少し大きいくらいにしておきましょう。あまり巨大なものを選ぶと、普段と感覚が違いすぎてピストン運動しづらかったり、女性が苦痛を感じたりしてしまいます。

また、ディルドの材質はプラスチックではなく、できるだけシリコンやラテックスなどの柔らかい素材のものを選びましょう。PVC製も軟質素材ではありますが、柔らかさや柔軟性はシリコンに遠く及びませんし、安全性にも問題があります。特に、男性が装着する場合はペニスに直接触れることになるので、PVC製は避ける方がベターです。形状については好みで選んで構いませんが、慣れるまではストレートタイプの方が良いでしょう。

女性が装着する場合

女性がディルドを装着する場合は、主に男性のアナルに挿入することになります。そのため、ディルドのサイズの選び方に注意が必要です。男性が女性に対して使用する場合は、通常のペニスサイズくらいの大きさでも構いません。しかし、男性のアナルは何かを挿入するのには全く慣れていないので、通常サイズのディルドを選ぶと怪我の原因になるかもしれません。そのため、最初は少し小さめのものにしておき、アナルを開発していきましょう。

ベルトの種類はスリーストラップやコルセットタイプにしておくと、挿入時も安定しやすいのでおすすめです。ツーストラップは性器のあたりにベルトが当たって、痛みや肌荒れの原因になってしまうので避けましょう。ディルド自体は中に空洞が開いている必要はないので、好みのものを選んで構いません。また、ディルドは太さにも注意が必要です。アナルは非常にデリケートで傷つきやすいので、標準よりも少し細めのものを選んでください。

ディルドの形状についてはカップルの好みで選んで大丈夫ですが、彼をドライオーガズムでイカせたい場合は、前立腺タイプのものを選ぶのがおすすめです。独特のカーブを描いた形状になっているので、挿入してピストン運動するだけで、前立腺をどんどん刺激して彼の快感を高めることができますよ。また詳細は後述しますが、ベルトのサイズがあまり大きいとディルドがずれてしまうので、ストラップがしっかり締まるか確認しておきましょう。

ストレートカップル同士でストラップオンディルドを使う場合の使い方

ストラップオンディルドの男女別の選び方について見てきました。しかし、実際にセックスで快感を高めるためには、正しい使い方で実践することが大切です。やはり基本的な使い方自体は男女間で同じですが、挿入の対象がそれぞれ異なるので、適切な方法での事前準備や挿入後の動き方が重要になります。

男性が女性に使う場合は通常どおり動いて構いませんが、ディルドのサイズが大きい場合は、普段より丁寧な前戯が必要です。女性が男性に使う場合はアナルに挿入するということなので、事前のアナルへの愛撫が欠かせません。ここでは、男性と女性がストラップオンディルドを装着するそれぞれの場合について、正しい使い方について詳しく見ていきましょう。

男性が装着する場合

男性がストラップオンディルドを装着する場合は、基本的には女性の膣に挿入することになるでしょう。そのため、基本的には通常のセックスとあまり変わりません。まずは前戯をしっかり行いましょう。ストラップオンディルドでのセックスでは、本物のペニスではなく無機質なディルドを挿入しているので、いつもより丁寧に愛撫して女性をたっぷり濡らしておく方が安全です。ストラップオンディルドを装着するタイミングはいつでも構いませんが、スムーズにできるように挿入前までにはつけておきましょう。

なお、挿入時は自身のペニスは勃起していてもしていなくても、どちらでも構いません。ただし、ペニスはディルド内の空洞部分に、きちんと格納しておくようにしましょう。スリーストラップタイプの場合は両足にベルトを巻くことになるので、慣れるまでは時間が掛かるかもしれません。ストラップを装着できたら、ディルドにローションをたっぷり塗ってから、ヴァギナに挿入していきましょう。基本的には自身のペニスをいつもどおり挿入する感じで大丈夫ですが、ディルドだとつい強引に挿入してしまうことがあるので注意が必要です。ディルドの根本を持って角度を調整しながら、優しく挿入してあげましょう。

挿入後の動作は最初のうちはゆっくり行い、徐々にペースを上げていきましょう。ディルドは無機物なので本物のペニスとは感触が違います。普段の調子で動くと女性が痛みを感じてしまうことがあるので、慣れるまではゆっくり動かしましょう。また、フィニッシュについてですが、最初から最後までずっとストラップオンディルドを装着する場合は、お互いに満足したタイミングで終えることになります。男性が最後に射精するという場合は、任意のタイミングでディルドを外して、自身のペニスを装着することになるでしょう。いずれにせよ、お互いに満足できるように、動き方やタイミングなどを工夫することが大切です。

勃起力に自信がなくても安心

ストラップオンディルドは勃起力に自信がない男性でも、安心して使えるセックストイです。勃起するのが難しいED(勃起不全)気味の男性や、挿入途中で中折れしてしまう男性も、ストラップオンディルドを使えばセックスで女性を満足させることができます。なぜなら、ディルドが男性のペニスの代わりになって、女性を刺激してくれるからです。ディルドは常に硬くそそり立った状態なので、いつまでも挿入し続けることができます。

また、ストラップオンディルドは疑似的な巨根をつくり出すことができるので、サイズに自信がない男性でも安心です。ストラップオンディルドはディルド部分が着脱可能になっているものが多いので、たくさんのディルドを付け替えることができます。つまり、そのときの気分によって、ペニスの仕様を自由に変えられるということ。例えば、普段のセックスでは平均サイズのディルドを使用して、激しくやりたいときは巨根ディルドを使ってみるなどです。

ただし、大きいサイズのディルドを使うときは、女性側がつらくならないように配慮することが大切です。あまり大きなディルドを挿入しようとすると、女性が膣を怪我する原因になってしまいます。ローションをたっぷりと塗ることはもちろん、事前の前戯もいつも以上に丁寧に行って、ヴァギナをしっかり慣らしておくようにしましょう。これらの点にさえ注意すれば、巨根で女性が中イキするまで突きまくることもできますよ。

女性が装着する場合

女性がストラップオンディルドを使用する場合は、男性のアナルを攻めるということになります。そのため、いかにアナルを丁寧に愛撫して慣らすかという点が、気持ちのいいセックスをするうえで非常に大切なポイントです。アナルはヴァギナとは違って、本来は何かを挿入する場所ではありません。ヴァギナよりもさらにデリケートで傷つきやすい場所なので、アナルを十分にほぐさずに挿入すると、深刻な怪我の原因になってしまう場合があるのです。

アナルプレイを行う場合は、浣腸もしくはシャワーなどによるアナルと直腸の洗浄を、事前に行っておくことをおすすめします。洗浄なしでアナルプレイを行うのは非常に不衛生ですし、汚れなどが気になってプレイに集中できないかもしれません。アナルの洗浄ができたら、次はアナルを丁寧に愛撫していくときです。まずは指でアナル周辺をマッサージするようにして、優しくほぐしていきましょう。アナルは強力な筋肉で包まれているので、きちんと愛撫しておかないとアナルが硬すぎてディルドを挿入できません。

それから小指をアナルに挿入して、さらにアナルを慣らしていきます。半分ぐらい入れて指を前後にしばらく動かしたら、奥まで入れて同じ動作を行いましょう。次は中指を挿入して同じように愛撫します。これくらい丁寧に愛撫しないとアナルプレイは危険です。準備が整ったらストラップオンディルドを装着して、いよいよ彼のアナルに挿入しましょう。このときも、いきなりパコパコ動くと彼が怪我をしてしまうので、挿入した後はしばらく動かず、アナルがディルドに合わせて拡張するのを待つことが大切です。

サイズに注意!

女性がストラップオンディルドを装着する場合は、ベルトのサイズに注意が必要です。女性は男性よりもウエストが細いので、男性と同じようなサイズのストラップオンディルドを装着すると、きちんと固定できない場合があります。ディルドの固定が不十分な状態になっていると、ピストン運動が不安定になって動きづらくなります。無理にピストン運動しようとすると、ディルドが変な方向にずれて彼の腸壁をついてしまうこともあるので危険です。

そのため、女性がストラップオンディルドを装着する場合は、ストラップ部分のサイズが小さめのものを選ぶようにしましょう。ストラップオンディルドは、もともとレズビアン女性が使用するセックストイだったこともあり、女性用のサイズはたくさん用意されています。あらかじめウエストのサイズを測っておいてから、フィットするものを選ぶようにすると良いでしょう。ストラップオンディルドを使うときに分かりづらい、ピストン運動のやり方についても確認しておきましょう。

女性は普段から挿入してピストン運動することに慣れていないため、動き方のコツがなかなか分からないかもしれません。基本的には男性の腰の振り方を参考にして、なおかつゆっくり動いてみてください。ローションをたっぷり塗って、途中で必要に応じて継ぎ足すことも大切です。最初にゆっくり前後に動くと、アナルを安全に慣らすことができます。次第に抵抗が減ってスムーズに動けるようになってくるので、徐々にピストン運動のペースを上げていきましょう。

ストラップオンを使う時の注意点

ストラップオンディルドの男女別の選び方や使い方について見てきましたが、これだけでは安全なセックスは楽しめないので要注意。ストラップオンディルドは単純なセックストイではありますが、性器やアナルに使うものなので、使い方がまずいと怪我や感染症の原因になってしまうこともあります。そのため、次の2点には細心の注意を払うようにしてください。

  • 必ずローションと併用する
  • 使用前後には必ず洗浄する

ストラップオンディルドはローションの併用が欠かせません。特に、ストラップオンディルドをアナルに挿入する場合は、絶対にローションをたっぷり塗ってから使うようにしてください。また、ストラップオンディルドは性器やアナルに挿入するので、汚れた状態で保管すると感染症の原因になり大変危険です。使用前後は必ず洗浄して衛生的に使いましょう。

必ずローションと併用する

ストラップオンディルドを挿入する際は、必ずローションを一緒に使う必要があります。これは、挿入の対象が男性であっても女性であっても変わりません。ストラップオンディルドは主に、シリコンやゴムなどの軟質樹脂で作られています。しかし、こういった素材は粘膜と強い摩擦を生じさせるため、そのまま挿入すると摩擦による痛みの原因になるのです。アナルに挿入するときは特に危険で、肛門や直腸を傷つけてしまいます。アナルが損傷すると痛いだけではなく、感染症や肛門の機能障害などの原因になってしまうので要注意。そんな厄介な事態を防いで、ディルドでのセックスを強力にサポートしてくれるのがローションです。

ローションは潤滑性を高めるために使用するグッズです。ディルドやアナルにローションをたっぷり塗ってからディルドを挿入すると、摩擦が減ってスムーズに動けるようになります。ただし、ヴァギナとアナルのどちらに挿入するかによって、適切なローションが異なるので注意が必要です。女性の膣内に挿入する場合は、基本的には女性が好む感触のものを選んで構いません。ウォーターベースなら粘り気のあるねっとりとした感触、オイルベースは滑らかでしっとりした感覚、シリコンベースならサラサラ感を楽しめます。ウォーターベースは潤滑性の持続時間が短い一方で、シリコンベースだと長時間サラサラが持続することも重要です。

男性のアナルに挿入する場合は、できればアナル用の「アナルローション」を使うことをおすすめします。アナルローションには、アナルや腸壁を保護してくれる成分が入っていたり、腸内に使ってもお腹の調子が乱れないように成分が工夫されていたりするので安心です。ヴァギナとアナルいずれに使用する場合でも、オイルベースとシリコンベースには留意しておくべき点があります。ディルドがシリコン性の場合は、シリコンローションを使うと表面が傷んでしまうので避ける方が無難です。もしディルドにラテックス性のコンドームを装着する場合は、オイルベースのローションを塗るとコンドームが破損するリスクが高まるので、他のタイプを使うようにしましょう。

清潔を保つこと

ストラップオンディルドを使用する場合は、衛生面で細心の注意を払う必要があります。ディルドは性器やアナルに挿入するものなので、使用後はとても汚れた状態になっているものです。エッチに使ったディルドをそのまま放置しておくと、雑菌やウイルスなどが大量に増殖してしまいます。そんなディルドを次のセックスで使うと、そのすべてが膣やアナルに入ってしまうことに。その結果、「細菌性膣炎」や「炎症性腸疾患」などの原因になってしまうこともあります。特に、アナルに使用したディルドをヴァギナに使うと大変危険です。

細菌性膣炎は重傷化すると子宮にまで炎症が及び、最悪の場合は不妊症の原因になってしまうことも。実際にディルドが原因の感染症は数多く報告されているので、ディルドを清潔に保つことは絶対に必要です。そのため、使用後のディルドは必ず洗浄して、汚れを洗い流すようにしましょう。洗浄のやり方自体は極めて単純で、36度~38度前後のぬるま湯とハンドソープもしくは石鹸を使って、ディルド全体を丸洗いするだけです。ただし、お湯の温度が50度以上など高すぎると、ディルドの樹脂が傷んでしまうので注意してください。

また、ストラップオンディルドは材質によっては、ベルトが皮革など洗いにくいものになっているので、できるだけナイロン製などを選びましょう。そうするとストラップオンディルドの耐久性などを心配する必要なく、全体を丸洗いすることができます。ただし、洗浄したディルドを濡れたまま放置すると、今度はカビが生えたり留め具やリングなどの金属部品が錆びたりするので、タオルで水分を拭き取って自然乾燥させましょう。使用後に綺麗にしておいても使うまでに汚れてしまうことはあるので、使用直前にもさっと丸洗いしておけばさらに安心です。

まとめ

今回は、ストラップオンディルドの特徴や目的、選び方や使い方について解説しました。女性も男性のように挿入してピストン運動したかったり、男性も女性に突かれてみたかったりなど、セックスへの願望にはいろいろなものがあります。それを実現してくれるのが、今回ご紹介したストラップオンディルドです。ストラップオンディルドは、女性がペニスを生やして男性のアナルに突っ込んで攻めたり、ペニスに悩みを抱える男性が装着したりして、刺激的なセックスを楽しむために役立ちます。

ストラップオンディルドには、いろいろな種類のものがあります。ストラップのタイプは3本で固定するスリーストラップや、コルセットのように腰に巻き付けるコルセットタイプが安定するのでおすすめ。男性が装着する場合は、自身のペニスを格納するために、内部に空洞ができているタイプのディルドを選ぶ必要があります。ディルドのタイプとしては、女性のGスポットを集中的に攻めたり、男性の前立腺を刺激してドライオーガズムでイカせたりしたい場合は、それ専用のものを選ぶと良いでしょう。なお、ディルドの材質はシリコンやゴムなど柔らかいものにして、硬い素材やPVCは避けましょう。

ストラップオンディルドは男女で使い方が少し違います。男性側が使う場合は、基本的に自分のペニスでセックスするように動いて構いませんが、事前の前戯を丁寧に行うことや激しく動きすぎないように注意しましょう。女性が使う場合は、男性のアナルをしっかりほぐして準備を整えてから、少しずつ挿入していくことが大切です。いきなり激しく動くのではなく、アナルを慣らしながら少しずつ動作を進めていきましょう。ストラップオンディルドを安全に使うためには、ローションの使用やセックス後の洗浄乾燥が欠かせません。ストラップオンディルドを上手に活用して、刺激的なセックスを楽しみましょう。