「パートナーとのセックスは愛情を感じられてとても好きだけど、正直あまり気持ち良いと思ったことがない…」という女性は結構多いもの。射精をすれば必ず気持ちよくなれる男性と違い、女性は心のつながりを求める傾向があるので、気持ちが乗らないと全く感じないこともよくあります。また、女性の性感帯は開発によって快感を得ることができるようになるところも多いので、経験が少ない女性はセックスでオルガズムを感じることができなくても何らおかしいことではありません。

しかし、女性も性感帯を適切に開発すれば今よりもセックスを気持ち良くすることができるのです!今回はセックスでオルガズムを感じることができない女性のために、セックスが気持ちよくない原因を解説し、更に気持ち良いセックスができるための方法をご紹介していきます。男性とのセックスが気持ち良いと感じられない女性や、オーガズムを感じることができなくて悩んでいる女性はぜひご覧ください。

セックスが気持ち良くないと思う時に考えられる原因

女性が『セックスが気持ち良くない』と感じる時に考えられる原因として、疲労やパートナーへの不満、テクニック不足による不満などが挙げられます。それぞれどうしてセックスの快感に関係するのか深堀していきましょう

疲れている

まず、体力的に疲れている時はセックスに快感を感じにくくなります。また、疲れによって膣分泌液(愛液)が減少するので、痛みの原因にもなります。仕事で忙しかったり、悩みごとがあったりするなど何か心当たりがあることはないでしょうか?また、疲れているとそもそもセックス自体乗り気になれません。また、育児や人間関係でも精神的・肉体的に疲れてしまうことあるでしょう。

まずは疲れてしまっている原因を解決する必要がありますが、その間に男性から求められることもあるかと思います。「疲れているからセックスをしたくない」とストレートに伝えてしまっては男性のプライドを傷つけてしまい、誘われる頻度が減ってしまうことも考えられます。どうしてもセックスの誘いに応じられないときはきちんと理由を話して、後日にしてもらったり、男性の性欲を満たせることをしたりなど、お互いが納得できる代替案を伝えるようにすると今後の関係もうまくいきやすいでしょう。

彼のテクニックに不満がある

セックスが気持ちよくないと感じる原因に、パートナーである男性にテクニックがないということも考えられます。しかしそのまま伝えてしまっては相手を傷つけてしまう可能性が高く、おすすめできません。テクニックがないというのは本当にセックスのテクニックがない場合と、相手の感じるポイントを攻めきれていないだけというパターンがあります。「他の部位にしてくれたら気持ちいいのに……」と感じることがあるのであれば、男性が女性の気持ち良い場所を把握していないだけなので、自ら触ってほしい場所ややり方を伝えると満足できるセックスになることがあります。自分の思い通りにならないというのを男性のテクニックがないと片付けるのではなく、セックスのときに、自分が感じる場所などを伝えてみると改善されることがあるので大変おすすめです。

彼のことが好きじゃないor不満がある

女性は気持ちや考えが身体に反映されやすい生き物なので、相手に気持ちが無くなってしまうと途端にセックスが気持ちよくないと感じるときがあるのですが、こういったときは相手との今後の関係をどうするかを真剣に考える必要があります。しかし、相手の男性のことが好きという気持ちには変わりはないけれど不満があるといった場合は、それが原因で気持ちが入らずに快楽を得られないということも考えられます。この場合は一時的な不満ではなく長期間不満に思っていることが原因である場合が多いので、相手に対して不満に思っていることを伝えて解決してもらうことが大切です。相手に対する慢性的な不満が解決されることで、今までとは違ったセックスができますので、ゆっくりと話し合う時間を設けるのがいいでしょう。

オーガズムを感じることができない

セックスはキスから始まって男性が女性の身体に愛撫をして性的興奮を高めていき、お互いの準備ができたら挿入をしていくという流れです。男性主導で始まるセックスですので、女性が絶頂を感じる前に男性が射精をしてしまうと、女性は不完全燃焼に終わってしまいます。女性がセックスでオーガズムを感じるためには、男性が射精するタイミングをコントロールしてもらうか、今までオーガズムを感じたことがない女性であれば自身の身体を開発していくといったやり方があります。特に若年層の女性ほどオーガズムを感じたことがない割合が高くなる傾向がありますので、自分の身体を知るためにもオナニーをしたり、男性に開発してもらったりなどということから始めていきましょう。

セックスが気持ち良くないまま放置するとNGな理由

セックスは回数を重ねるごとに気落ち良さを感じていきますが、いくらセックスをしても気持ち良くならないということで悩む人も多いです。気持ちよさを感じないセックスが続くと気持ちも萎えてきてしまいますよね。なんとかしたいと思う一方、「ずっとこのまま気持ちよさを感じられないのでは……」と不安になってしまい、悪循環となることもあります。まずはセックスが気持ちよくない原因を把握していくことが大切ですが、なぜ気持ちよくないまま放置しておくのはだめなのか、ということも理解しておきましょう。

セックス自体が好きではなくなる

セックスが気持ちよくないと、女性の性的興奮も冷めてきてしまって早く終わることばかりを考えてしまいます。本来は相手の反応や表情を見たり、試したことがないプレイをしたりなど楽しみ方はたくさんありますが、快感を得られずにいるとセックスに対して興味がなくなってきてしまう女性も少なくないです、

セックスは大きく分けて愛撫と挿入の2つに分けられるかと思いますが、愛撫であれば小さいですが快感を得られる人が多いです。挿入は男性の腰の動かし方や女性の性器の開発具合によって、快感は大きく変わってきます。まったく気持ちよさを感じないという人は、まずは愛撫で快感を得られるようになれば、セックスに対するマイナスなイメージを払しょくできるかと思います。

気持ちよさを感じないセックスを続けていると、どんどん行為をするのが嫌になってきてしまい、お互い気まずくなってしまいます。まずは些細なことでもいいですので少しでも快感を得られるように愛撫の仕方を工夫してもらうほか、感じるポイントなどを相手に話してうまく刺激してもらうようにしてみてください。

パートナーとの関係性が悪くなる可能性

セックスが気持ちよくないと、女性はこれ以上セックスをしたくないという気持ちになります。そうなると女性からセックスに誘うことはありませんし、男性から誘われても断ってしまうことが多くなります。そういった状況が続くと、カップルや夫婦の問題として多いセックスレスへと発展してしまいます。

セックスレスになってしまうと、カップルであれば別れてしまったり、夫婦は離婚したりということにもなり得ます。特に男性は性欲が強い人が多いので、セックスができないことによってストレスが溜まってしまったり、やり場のない思いをほかの相手で発散したりという浮気にもつながります。パートナーとの関係を維持するにはお互いが無理をしない性生活も必要で、セックスがないと2人の関係は悪化してしまい、気がつけば会話も少なくなってしまっているということにもあります。セックスレスであっても幸せなカップルはいますが、どちらかが悲しい思いをしてしまうことがほとんどですので、セックスで気持ちよさを感じられるというのはとても重要になってきます。

気持ち良いセックスをするための方法

誰でも「パートナーと愛し合って、気持ち良いセックスがしたい」と思いますよね。女性は心のつながりを求めるといっても、いつまでも気持ちよくないセックスを続けるのは難しいですし、次第に辛くなっていってしまいます。気持ち良いセックスは男性のテクニック不足や、身体の相性が悪いからと思っている人が多く、どうにもならない問題なので我慢をするしかないと自分を抑え込んでいる女性がたくさんいます。

しかし、気持ち良いセックスをするためにできることはいくつかあり、それを実践していくことによって、セックスで快感を得られたということも少なくありません。ここでは女性がセックスで気持ちよさを得るための方法を詳しくご紹介していきます。

疲れを溜めない生活づくり

身体の疲れと精神的な疲れは、性欲を失くしてしまう原因にもなってしまいます。女性がセックスでオーガズムを感じるためにはリラックス状態にあることが大切なので、疲れを取ることがセックスで気持ちよさを感じるために必要になってきます。仕事や家事など疲れが溜まってしまう原因は人によってさまざまですが、定期的にリフレッシュをするなどストレスを解消することが大切です。

その他、疲れを溜めにくい身体つくりをすることも重要です。一見するとストレスとセックスは関係がないようにも思えますが、以下を見直すとセックスで気持ちよさを感じられる可能性が高くなりますので、詳しくチェックしていきましょう。

食事の栄養価に気を付ける

人間の身体は食べたもので構成されており、必要な栄養素を摂ることができていれば身体に不調を感じることもありません。しかしジャンクフードばかりを食べていたり偏った食生活をしたりしていると、常に倦怠感があり疲れを感じやすくなってしまうほか、免疫力が低下して病気になりやすくなったりもします。特にタンパク質や糖質、ビタミンやミネラルが不足してしまうと身体に不調が見られやすくなりますので、野菜と肉・魚類、果物などをバランス良く食べることを意識していきましょう。

睡眠をしっかりとる

睡眠中は記憶の処理・細胞や脳の修復・ホルモンの分泌など、疲れた身体を休めるために必要なことが行われています。(1)理想的な睡眠時間は約7~8時間と言われていて、(2)4~5時間の人や9時間以上睡眠を取る人は病気のリスクが高くなるといったことがわかっています。忙しいとついつい睡眠をおろそかにしてしまいがちで、休日は睡眠不足を解消するために寝溜めをするといった人も多いのではないでしょうか。疲れを取りたいのであればしっかりと安定した質の良い睡眠を毎日取るように意識していきましょう。

セックスの不満を彼と相談する

セックスで気持ちよさを感じられない人は、嫌なイメージがついてしまっているかもしれませんがそう思っているのは女性だけで、相手の男性は気づいていないことも多いです。また、演技をしてしまうことで男性は「自分がパートナーを気持ちよくしている」といった認識になるので、女性が気持ちよさを感じていないということは思ったことがないかもしれません。これはお互いがセックスに対して話し合いをできていないことが原因で、このままだと気持ちよくないセックスをずっとしていかないといけなくなってしまいます。

男性が女性のためを思ってしている行為でも、女性にとってはまったく気持ちよくないこともありませんか?男性のためを思って演技をしている人が多いですが、しっかりと自分の思っていることや気持ち良いところを言葉にして言わなければ、いつまでたっても解決することはありません。相手の男性としっかり話し合うことがとても大切ですので、話し合いの機会を設けてみてはいかがでしょうか。

膣トレ

セックスで気持ちよさを感じられない原因が女性にある場合、膣の感度が良くないといった事も考えられます。その場合は膣トレがとても効果的です。
膣トレは膣全体に力を入れてキープする方法や、膣トレ用グッズを使ってトレーニングする方法もあります。力を入れてキープするやり方はいつでもどこでも行うことができ、継続して行うことで膣全体の締りが良くなっていきます。膣トレ用グッズを用いてのトレーニングは、膣の締りを良くする他にも物を入れることで感度が激的に良くなることも期待できます。膣トレ用グッズは主にインターネットで販売されていますので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。

彼との関係性を見直す

相手の男性に対してあまり気持ちがない場合、今後のセックスで快感を得ることは難しくなってしまいます。不満があるだけで好きという感情があるのでしたら、相手に伝えることで解決できますが、好きという気持ちが無いのであれば今後の関係を考える必要があります。
セックスが気持ち良いと感じられないのは、自分の相手に対する気持ちが反映されている場合もありますので、彼との関係を見直し、別れも視野に入れて話し合いをしてみてください。

自分でオーガズムを開発する

セックスのときに、オーガズムを感じていますか?オーガズムとは性的絶頂のことで、オーガズムに達するときに「イク」と言って達する人がほとんどです。男性でいうとオーガズムは射精のことで、ペニスの先端から精液が出てきたらオーガズムに達したというわかりやすい証拠となります。しかし女性はオーガズムに達しても、男性の精液のようにわかりやすい現象は起きません。「身体がびくびくとする」「息遣いが一段と荒くなる」「膣の締まりが良くなる」といったことが起きますが、演技でもこれらの反応をすることは可能なので、男性の目を欺くことができます。しかし本当にオーガズムを感じると、セックスがより楽しいものになっていくので、オーガズムを感じたいという女性は多いでしょう。

オーガズムはクリトリスでイク外イキ、Gスポットでイク中イキ、ポルチオでイク奥イキがあり、自分で開発することで男性とのセックスをより楽しむことができます。また、一度オーガズムを感じるとその快感の強さに虜になってしまい、オーガズム無しのセックスは考えられなくなります。オーガズムを感じるセックスをすることでパートナーのことがさらに愛おしくなりますので、お互いの関係も良くなっていくことでしょう。

自分でオーガズムを開発する方法

オーガズムを感じたことがない人でも、開発をすれば期間に個人差はありますが、必ず感じられるようになります。オナニーをしたことのある人はまずクリトリスを触ることが多いですが、クリトリスでのオーガズムは比較的誰でも経験しやすいです。次にGスポットでの中イキですが、膣内で快感を得られないと中イキをすることが難しくなります。ポルチオでの奥イキとなるとさらにオーガズムを感じにくくなります。クリトリスは指を使ってイクことができますが、それ以外で快感を得るためにはセックストイが必要になってきますので、やり方などを詳しく見ていきましょう。

外イキ開発

外イキはクリトリスで快感を得られ、刺激し続けることでオーガズムを感じることができます。慣れれば指でもイクことができますが、初心者の人はまずはセックストイを使用してみることをおすすめします。外イキに適しているセックストイは振動を与えるタイプのもので、ローターやバイブなどが挙げられます。ローターは小型のセックストイで、乳首やクリトリスを刺激しやすい形状をしています。

最初は強い振動ですると痛みや違和感があるので、弱めの振動で行ってください。振動を与え続けると突き抜けるような強い気持ちよさが感じられます。指で継続的に刺激することができれば同じ快感を得ることができますが、動かしつづけるのが難しいのであればこういったローターやバイブを使用して振動を与え続けてみてください。


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中イキ開発(Gスポット)

中イキはGスポットで快感を得られます。具体的な場所は、膣内に指を挿入して第二関節のあたりでお腹側に曲げると気持ちよさが感じられる部位があるのですが、そこがGスポットになります。指でも届く範囲になりますが、人によっては奥まった位置にあることもあるので、届かない場合は長さのあるバイブを使ってみてください。

指を使ったときとバイブを使ったときで刺激するやり方は同じです。膣が濡れていないと挿入時に痛みが出てしまうので、ローショなどを使用してしっかりと濡らしてから挿入してください。振動を与えたり出し入れをしたりなどで、膣内のお腹側を刺激し続けるとだんだんと気持ちよくなってくるのですが、気持ちよさを感じられるまでに時間がかかる人が多いです。諦めずに続けると、外イキよりも遥かに強い快感が押し寄せ、長時間継続するのが特徴です。なかには脱力してしまってしばらく動けない人もいますので、実際に体験してみると快感の強さが伺えるかと思います。

ポルチオイキ開発

ポルチオイキは奥イキとも言われていて、絶叫する人もいるほどの快感が強いオーガズムを経験することができますが、快感を得られるようになるまでにはかなりの期間を要することが多いです。ポルチオとは子宮の入り口にある部位のことで、開発が進んでいけば外イキと中イキとは比べ物にならないぐらいの気持ちよさを感じられ、気持ちよさから失神してしまうこともあります。

最初は突き抜けるような強い快感で、それが終わると次は身体が浮いているようなふわふわとした快感が長時間続くことが特徴的です。子宮の入り口に届くぐらいの長さがあるバイブやディルドが開発に適しています。
中イキと同様に入り口と腟内がしっかりと濡れているかを確認したあと、バイブなどの長さがある物を奥まで挿入してください。最初はまったく気持ちよさを感じられないかと思いますので、膣の奥を刺激し続けてください。開発が進めば徐々に気持ちよさを感じられる場所がわかってくるかと思いますので、そこを刺激してオーガズムを体験してみましょう。

まとめ:性感帯を開発して最高に気持ち良いセックスをしよう

今回はセックスが気持ちよくないと感じられる原因と、気持ちよくするための方法をご紹介しました。セックスに気落ち良さを感じられない原因は相手の男性にある場合と、女性の気持ちや身体にある場合とがあります。
セックスが気持ちいいと感じるためには自身の身体の調子を整えつつ、性感帯の開発をしていくことが大切です。
また、パートナーに自分の気持ち良い場所を伝えるのも効果的で、そのためには演技をしないことと、話し合うことも大切です。

「セックスが気持ちよくないのは解決できないので、我慢するしかない」と思っている女性は多いですが、原因を把握することで解決のための糸口が見えてきます。
パートナーとのセックスで悩んでいる人は、原因を把握して解消法を実践してみてください。


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