セックスのときは基本的に、男性が女性に愛撫をして挿入をするといった流れが一般的です。しかし、女性も男性に愛撫をして気持ちよくなってほしいと思いますよね。
最近ではされるだけのセックスではなく、男性を攻めるセックスをしたいと思う女性も多く、男性への愛撫の仕方が上手だとより男性が手放したくないと思うような女性になることができます。
セックスは子作りや快楽を求めるだけの行為ではなく、夫婦やカップルの愛情表現でもあります。男性に喜ばれる愛撫の仕方をマスターして、より良い関係を築いていきましょう。

愛撫が必要??

セックスは子作りという観点で見れば、挿入をして精子を子宮の中に入れることが目的ですが、スキンシップや愛情表現という面から見れば、愛撫や言葉でのコミュニケーションがとても大切です。
女性は身体に性的快感がないと濡れにくいので、愛撫をしないと挿入をする際に影響が出てしまいます。しかし男性への愛撫はどうでしょうか。視覚や雰囲気で興奮をするため、必要ないとも思われてしまいがちですが、愛撫をすることでより性器が勃起しやすくなる他、性器以外でも快感を得ることができます。

愛撫って

愛撫とはセックスに欠かせない行為の1つで、女性が性的快感を得るために男性が行うことが多いです。最近では女性が男性にすることも多く、男性が性的快感を得る機会も増えています。
女性にする場合は主に首から胸にかけてのラインや太ももや背中、性器を舐めるなどを行います。胸は男性が好んで愛撫をする部位で、愛撫で女性が特に快感を得ることができる部位です。
しかし男性に行う場合は乳首や性器に限定され、女性のように性的快感を得られる部位はそれほど多くありません。
女性が男性を愛撫することで男性がさらに興奮するだけでなく、女性は普段感じているところをあまり見せない男性の反応を楽しむことができます。
愛情表現でもあるので、女性も男性へ愛撫はしたいですよね。特に男性は普段自分が女性にしている側なので、女性からされたらドキドキしてしまいます。興奮がMAXになることでその後の挿入でも両者がさらに快感を得ることができるので、よりセックスを楽しむためにも愛撫は必要な行為です。

パートナーに気持ちよくなってもらいたい!

セックスは男女ともに行う行為であって、どちらか一方だけが頑張る行為ではありません。しかし最近のメディアでは男性が女性を一方的に攻めるような内容の物も多く、セックス=男性が女性に奉仕するというイメージが定着してしまっている面もあります。
セックスの本来の目的からすれば、挿入をして精子を子宮に出すために膣が濡れていなければなりません。膣が濡れるためには女性に性的興奮を与えなければならないので、男性が女性を愛撫するのは当然のことかもしれません。
ですがせっかく2人で行う愛情表現なのですから、女性も男性に挿入以外でも気持ちよくなってほしいと思うこともあります。
男性は射精が近くなったときにしか声を発さない人が多いので、感じている声を聞く機会はそれほどありません。しかし男性でも愛撫をされれば感じてしまいますし、声も漏れ出ることもあります。普段なかなか聞けない男性の声を聞いて興奮する女性は多いと思いますので、さらにセックスを盛り上げることにもつながります。
本当に好きなパートナーであれば、自分が味わっている気持ちよさを感じてほしいと思うのは自然な感情ですよね。
「いつも奉仕してもらってばかりだから、私もしてあげたい」と思う女性は、男性が気持ちよくなる愛撫の仕方を覚えて実践してみましょう。

適切な方法がわからない

セックスは男性が女性に愛撫をして進行していくものなので、逆パターンの女性が男性を攻める愛撫となるとどのようにしていいのかわからない女性が多いのではないでしょうか。
普段自分がされていることをパートナーにしても、相手は本当に気持ちいいと感じてくれているのかわかりませんよね。
愛撫の仕方に自信が無い女性は、実際にパートナーにしてみると「気持ちよくないかな……」と思ってしまいうまくできないなど、不安になってしまうことがあります。
しかしセックスはお互いの愛情表現でもあり、心も身体も解放して2人の関係をより良いものにしていく時間です。愛撫の仕方がわからないからと言って何もしないと、いつものセックスと変わらないのでマンネリしてしまう可能性も高くなります。
女性が男性を攻める楽しみもあるので、女性が積極的に男性を攻めることによって男性も快感を得ることができ、一方的にならない充実した時間が過ごせるようになると思います。

男性への愛撫の方法って?

では男性への愛撫の仕方は一体どのようにすればいいのでしょうか。実は愛撫と一言でいっても、物理的なものだけではありません。
物理的な愛撫といえば性感帯や肌などを舐めることをイメージするかと思います。全身が敏感な女性の身体とは違い、男性は少し肌の感度が弱いなど女性とは違うつくりになっています。そのような要因もあり、女性は自分がされている愛撫をしても本当に感じてもらえるのか、という不安からなかなか愛撫をすることができていない人が多いと思います。
まずは男性が何から興奮を得ているのかを把握していきましょう。

視覚的刺激

男性は視覚で得る情報で興奮すると言われていて、目から得る情報はとても重要なものになります。服を脱ぐときは男性が脱がせない場合であれば、胸の谷間が見えるようにして少しずつはだけさせていきましょう。女性の裸を見ることで興奮度合いが高まりますので、焦らす意味も込めてゆっくりと肌を見せるといいですね。
下着は花柄や黒を基調としたレースなど、パートナーの好みに合わせた下着を選択しましょう。ショーツは一般的な形の物と併せて、Tバックなども取り入れてみると新鮮さも味わえます。
また、セックスの最中は男性がより興奮するように自分の手で胸を揉んだり、挿入されているときであれば大きく揺らしてみたりなどの演出も効果的です。
女性が能動的に動いたりすると男性はより興奮する人が多いので、自ら足を大きく開いてみたり、腰を振ったりするとさらに男性はセックスに熱が入ります。
わかりやすい例で言えばアダルト動画の女優さんの動きや反応です。男性はオナニーをするときにアダルト動画を見てする人が多数を占めていて、出演する女優さんの動きを研究することでパートナーをもっと興奮させることができるかもしれません。

聴覚的刺激

男性は目で見る情報の他に、聴覚で得た音の情報によっても興奮します。言葉責めや女性の喘ぎ声が代表的ですが、なかなか自分から言葉責めをしてみようと言う女性は少ないですよね。喘ぎ声は男性にとっては「自分の愛撫や挿入で感じてくれている」という証拠でもあり自信につながり、とても興奮するものなのですが、女性は恥ずかしさから声を出せないことも少なくないです。
また、声が出るほどの快感を得られていないと喘ぎ声を出すことはできませんよね。男性を興奮させるためには気持ちいいと感じたら、恥ずかしがらずに声を出すことで男性の性的な興奮度合いはどんどん増していきます。
気持ち良さを感じられないことが原因で声が出ないのであれば、男性に素直に伝えてみるのもいいかもしれません。しかし伝えるだけでは男性のプライドを傷つけてしまう恐れがあるので、気持ちいいポイントを伝えたり、もっと快感を得たいからこうしてほしいと伝えたりなど、男性を立ててあげると険悪な雰囲気にもならないのでおすすめです。
言葉責めについてですが、男性が女性にすることは多いのですが、女性が男性にする機会はあまりありませんよね。男性は自身が言葉責めをされることに慣れていないですが、少しM気質のある人であれば言葉責めはとても有効なので、女性が優位に立つことでいつもとは違ったセックスが楽しめるかもしれません。

触覚的刺激

最後は触覚的刺激ですが、物理的に触って刺激を与えることによって性的快感及び興奮を
得るというものです。
男性が感じやすい部位といえば間違いなくペニスですが、それ以外では鼠径部(そけいぶ)やアナルがあります。
鼠径部はいわゆる太ももの付け根のあたりのことを指し、普段自分でも触ることが少ない部位なのでセックスのときにはかなり刺激に敏感になっています。触れるか触れないかという圧で、鼠径部のラインをなぞるように指で滑らすようにしてみてください。
ペニスの刺激は挿入前であれば乾燥している状態のため、痛みを伴わないようにローションを使って行ってください。
アナルへの刺激は少しハードなプレイになりますが挿入する指や物を十分に濡らし、ゆっくりと挿入してください。アナルには男性がとても感じるポイントである前立腺が存在します。本来は膀胱の真下に位置する器官ですが尿道を取り囲むような形になっているため、一部は直腸に面していてアナルから刺激を加えることが可能です。いきなり物を入れると痛みを感じやすい場所になるので、しっかりと入り口をほぐしてから行ってください。
そしていよいよ挿入となったら女性は体勢を変えることができないので、男性の顔や耳を刺激してあげましょう。特に正常位であれば男性が上に覆いかぶさっている状態ですので、下から見上げる形になります。その時に少し上目遣いで相手の耳を撫でるように触ったり、顔に手を添えたりすると男性の興奮は最高潮に達します。
少しの技術とスキンシップを増やすことでより最高の時間を作ることができるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

男性へのおすすめ愛撫方法

男性が女性にするものというイメージが強い愛撫ですが、実は男性への愛撫も様々なやり方があります。ペニスへの直接的な刺激がすべてではないので、女性も男性が感じる姿を見て興奮したり普段見られない姿を見てドキドキしたりすることができます。
男性が感じて声を出すことはあまりないので、感じて声を我慢している姿を見るだけでも女性は興奮し、愛液を分泌しやすくなるため挿入がスムーズに行えます。
愛撫をすることでどちらも興奮することができるので、男性への愛撫のやり方を詳しく見てきましょう。

焦らしながらプレイ

焦らしながらのプレイは、少しM気質がある男性にとても効果的です。焦らすことによってより興奮や快感が高まるので、自分のパートナーがM気質のある人であれば積極的に行っていきましょう。
身体への愛撫の時は、いきなりペニスに触らずに、あえて乳首や鼠径部など他の部位を触ることで、男性は「早くペニスを触ってほしい」ということしか考えられなくなります。しかし他の部位でも充分に快感があるので、ペニスを触られたときにより気持ち良く感じることがほとんどです。
また、ペニスを触っている時であれば射精しそうになった時に手を止めるとイクことができなくなり、いわゆる寸止め状態になります。射精しそうな時にいきなり刺激する手を止めると一番強い快楽の前でずっと止まっている状態で、男性は早く射精させてほしいと女性に頼むため、この反応を見て女性も優越感を得て興奮することができます。
しかし注意しないといけないのは、焦らしプレイや寸止めが有効なのはあくまでもM気質がある人で、S気質が強い人にすると逆に萎えさせてしまうことがあります。
また、射精の前に止める寸止めを行うと再び射精の準備ができるまでに時間がかかる人や、興奮状態が冷めてしまう人もいるため、そういった人には焦らしプレイや寸止めを行わない方がいいでしょう。

卑猥な言葉や服装

セックスの時には男性側に主導権があることが多いので、女性側が卑猥な言葉を言う機会は少ないかと思います。しかし女性が男性に愛撫をしている最中や、あるいは挿入されているときに卑猥な言葉を言うことでさらに男性は興奮していきます。
女性が男性を愛撫している時だと、自身が興奮していることを示すような言葉がいいでしょう。「いっぱい濡れてきちゃった」などや、「早く入れてほしい」など、女性が今どのように感じているのかを伝えることで、男性も次の行動を決めやすいですし、コミュニケーションを取ることでお互いの気持ちを理解することもできます。
男性に関することをいう時は、ペニスが固いことや敏感に反応していることなどを言うと男性は恥ずかしさもあり、より興奮しやすくなります。
さらに言葉以外でも、普段とは違う服装をしてみるのもとても効果的です。いつもの下着姿にマンネリしてしまっているときであれば、コスプレをしてみるのもおすすめです。コスプレの服装はナースや警察官、学生服などが代表的で、日常生活ではあまり着用しないような服装をすることで新鮮さも味わうことができます。
コスプレ以外ではレース状の透け感のある下着を着用したり、Tバックを履いたりするだけでも普段とは違った雰囲気になります。
セックスの時には裸になってすることがほとんどかと思いますが、あえて服や下着を着たまましてみるのもいいですね。

乳首刺激の方法

女性は胸が膨らんでいて乳首も大きいので、セックスの時には触れられたり舐められたりする機会がとても多いです。しかし男性は女性と違って胸の膨らみはなく、乳首の大きさも小さいです。そのため女性が攻める機会が無ければ触れられずにセックスが終了してしまうこともありますが、男性は女性と同様に開発を行えば乳首でも快感を得ることができます。
刺激に慣れていないうちはくすぐったく感じることがあるので、まずは指の腹を使って優しくマッサージをするようなイメージで触っていきましょう。円を描くようにしたり、押しつぶしたりするほか、爪で軽く引っかいたりすることも効果的です。
刺激に慣れてきた感じがあれば、舌を使って優しく舐めてみてください。こちらも指の時と同様のやり方で舐め、さらに刺激が欲しい時であれば軽く噛んでみてもいいでしょう。強くやりすぎると痛みを伴うため、指や舌に力を入れずに行うことがポイントです。
乳首への刺激は比較的どの男性でも有効な愛撫で、普段されていないことが多いので興奮を感じやすいものです。
また、挿入するためには男性のペニスが充分に勃起している必要がありますが、固さが不十分な場合でも乳首への愛撫は効果的です。女性が乳首を舐めているという視覚から得る興奮と、乳首から感じる物理的な快感によってよりペニスの高度が増すので、挿入前に乳首を刺激してみるといいでしょう。

指先や足先への刺激の方法

愛撫はどうしても身体や性器に目が行きがちですが、指先や足先への刺激も愛撫としてとても有効です。特に足の指はセックスの時に舐められるととても敏感に刺激を感じる場所でもありますので、触れずに終わるのはもったいないですよね。
足先への愛撫は足の裏や指などを舐めたり、口に含んだりすると快感を得ることができます。少しくすぐったく感じることもありますが、続けることでだんだんと快感に変わっていきます。
指先への愛撫は主に舐めることがメインとなるので、手のひらや指の間、指先を丁寧に舐めるといいでしょう。
また、指先を咥えて上下に動かしたり、指の横側は舌を出して舐めたりすることでペニスを舐めているかのような動作になります。疑似的なフェラチオのように感じるため、男性が視覚的に満足感を得ることもできます。
指先や足先への愛撫は女性が取り組みやすい行為ですので、ペニスを舐めるのに抵抗がある人などはまずは指や足への愛撫から行ってみるといいでしょう。

ペニスへの刺激の仕方

女性が男性を攻める場合、最も刺激を感じることができるペニスへの愛撫は欠かせません。
普段男性はオナニーをしていて、自分自身での刺激に慣れてしまっている人も多いですが、女性がペニスを刺激することによって、物理的な刺激と『パートナーが自分のペニスを触っている』という精神的な満足感を得ることができます。
また、女性がペニスを触ったり舐めたりすることで、男性の支配欲も満たすことが可能です。
そこでこの章では、男性が我を忘れてしまうほどの快感を与えるテクニックをご紹介してきたいと思います。

手コキの基本的な方法

男性のペニスを刺激するうえで手コキと呼ばれる手で刺激する行為は、手のひらや指を使うことで圧の調整もしやすく、男性の反応を見ながら行うことができます。アダルト動画でも良く見るのでなんとなくやっている人もいるのではないでしょうか。
手コキはその名の通り手でペニスを刺激しますが、注意しなければいけないのが男性のペニスが皮を被っている状態のいわゆる真性包茎(しんせいほうけい)だと、皮を伸ばすことによって強い痛みを生じます。仮性包茎であれば皮は剥けるので痛みはありませんが、包茎の人は皮を剥くことができないので、パートナーの反応を見ながら慎重にしていきましょう。
手コキのやり方についてですが、まずは唾液やローションでしっかりと滑りを良くしてください。乾燥していると快感ではなく痛みを感じてしまうため、滑りを良くする準備は大切です。そして陰茎(いんけい)の部分を指でさすり、片手で握るようにして上下に動かしてください。動きを激しくすればより刺激を感じますが、個人差があるのでパートナーの反応を見て調整してください。その後徐々に亀頭へと移動していき、亀頭と陰茎の境目のボコッとした部分を指でさすると、男性はより刺激を感じて声が出てしまうことがあります。
ペニスで最も敏感な部分でもある亀頭は、手のひらか指で優しく刺激することで射精してしまうほどの快楽を与えることができます。

フェラチオの基本的な方法

フェラチオはアダルト動画でよく見るので、一般的な行為ではないと感じる人もいるかもしれませんが、比較的多くの人が行っています。ペニスを口に含んで舐めるので抵抗がある人もいるかもしれませんが、舌の柔らかい感触はオナニーでは味わえないので、手コキよりも男性が感じやすいことが特徴です。
陰茎の部分は舌を出して舐めることで視覚的にも興奮し、快感も与えられます。亀頭の部分は口に含んで粘膜や舌を使って丁寧に舐めていきます。この時に歯が当たってしまうと痛みを感じてしまうので、口は大きくOの形になるように意識してみてください。
舌に力をいれて固くしたり、力を抜いて柔らかくしたりと緩急をつけるとより効果的です。
また、舐めるときに唾液を混ぜてじゅぽじゅぽと音を出すと聴覚でも興奮させることができます。なるべく卑猥な音を立てるように舐めると男性もさらに興奮してきやすくなります。
男性はパートナーである女性に一度は舐めてもらいたいと思っている人が多いですが、なかなか言い出せずにいることもあるので、女性から率先してフェラチオをしてあげることで男性があなたを手放したくないと思うようになるかもしれません。

手と口のダブルで刺激

手コキとフェラチオを両方行うことで、2つのメリットを取り入れつつさらに刺激を与えることができます。
手コキは手で行うために舌の柔らかさや、粘膜の感触及び温かさを感じることができません。フェラチオは舌や粘膜の感触はありますが、手のように少し強めの圧をかけることができないので、ゆるめの刺激になってしまいます。
ですが手と口を使うと、強めの圧をかけながら舌の柔らかさも味わうことができるので、手コキとフェラチオを同時に行っていくとより良い愛撫をすることができます。
様々なやり方がありますが、大きく分けて主に2つに分けられます。
1つ目は手で陰茎を上下に動かし、亀頭を口に含む方法です。手は射精を促すように上下に緩急をつけながら一定のリズムで動かし、亀頭は口に含んで舌で圧をかけたり早く動かしたりすることで強い快楽を与えられます。
2つ目は亀頭を手で刺激し、陰茎を舐めるやり方です。先ほどとは違い、亀頭は手で刺激していきます。充分にローションで濡らした手で亀頭を包み込み、手首のスナップを利かせながら回すように動かします。その時に舌で陰茎に這うように舐めていくことでペニス全体に刺激を与えながら、その様子を男性が目で見ることで強い快感を覚えます。
手コキとフェラチオを1つずつやり終えた後に、手と口で一気に刺激を与えてみてください。

アナルへの刺激

アナルへの刺激はかなりハードなプレイになり、経験のない人が大半を占めているかと思います。男性側もアナルに触れられたことは少ないかと思いますので、パートナーとよく話し合い、お互いがやってみたいとなればチャレンジしてみてもいいかもしれません。
いきなり指を入れるのではなく、まずは入り口を充分にほぐしていく作業が必要になってきます。指先から1~2センチ入れたところでいったん停止し、円を描くようになぞって入り口を広げていくように動かしてください。
入り口で痛みを感じなくなればゆっくりと指を奥まで挿入していき、コリっとした部位を探してみてください。勃起している状態であれば前立腺はコリコリしていて、勃起していなければ柔らかい状態になっています。
指の第二関節をお腹側に向かって曲げると前立腺が見つかりやすいので、その都度男性の反応を見ながら行ってください。前立腺で快楽を感じるようになるためには開発が必要ですので、気持ち良さが感じられなくても諦めずに何回も挑戦してくださいね。
また、アナルは本来便を排出する場所なので、便が溜まっていると指に付着する可能性があります。事前に浣腸をして腸内に溜まった便を排出しておくか、指にコンドームをつけておくことで便の付着を防止できます。
指に傷がある場合は傷口から便の細菌が入り込み、感染症を引き起こすことがあるので、コンドームは必ずつけるようにしてください。
女性は爪が長いことが多いですが、長さがあると指につけたコンドームが破れてしまうことがあるので、十分注意して行う必要があります。

アダルトグッツを使ってみる

女性が男性を攻めるときに、アダルトグッツを取り入れてみるのもいいでしょう。
女性は男性と違って体力が少ないので、長時間攻め続けることが難しくなります。しかしアダルトグッツを使うことで体力面をカバーし、男性もアダルトグッツによる断続的な刺激を得ることができます。
男性用アダルトグッツの代表的な物はローターやオナホール(通称オナホ)です。ローターは女性に使用されることが多く、小さな楕円形のおもちゃで一定の振動を相手に与えることができます。ただし敏感な亀頭などにローターを使うと刺激が強すぎて痛むこともあるので、男性に使用する際は乳首や鼠径部、アナルに使うようにしましょう。
オナホは主に男性がオナニーのときに使用する物で、女性器を模した形や筒状の形をしている物までたくさんの種類があります。オナホをセックスの時に使用するメリットとして、女性が生理で挿入できないときや、体調がすぐれないときに使用できることが挙げられます。オナホにペニスを挿入して上下に動かすことで挿入に近い感覚を得ることができ、そのまま中に射精できることもメリットの1つです。
手コキやフェラチオに自信がない女性でもオナホを使用することによって、男性にかなりの快感を与えられます。
こうしたアダルトグッツも適度に取り入れることで、より良いセックスの時間をつくりあげていくことができるでしょう。

男性を愛撫する際のテクニック

男性が女性を愛撫するときはとにかく女性の反応を見て丁寧にするということがネット上でもたくさん書かれていますが、女性が男性に愛撫をするときにも同様のことが言えます。
特に女性は愛撫をするという行為自体に慣れておらず、自信のない人も数多くいます。そのような時に指標とするのが男性の反応です。男性のプライドを傷つけないように演技をしてしまう女性もいますが、男性はそのような演技をすることが得意ではありません。そのため、気持ち良さを感じなければ何も反応しないですが、気持ち良ければ純粋な反応を見ることができます。
女性は男性のセックス時のちょっとした息遣いや仕草、動きを見極めることが得意なので、そういった小さなサインを見逃さないようにすれば男性が感じるポイントをうまく攻めていくことができます。
はじめは慣れていないので動きが乏しくなることもあるかもしれませんが、男性にとっては「自分のためにしてくれている」という気持ちから、たどたどしい動きでも興奮しやすいので、諦めずにチャレンジしてみてください。
男性の反応をよく見ることで、気持ちいいところとそうでないところが判断しやすく、次第に愛撫のテクニックも上昇していくでしょう。

男性を愛撫する際の注意点

愛撫はセックスを円滑に進めるために必要な行為ですが、自分の気持ちを相手に伝える行為でもあります。普段気持ち良くしてもらっているから、自分も相手を気持ち良くしてあげたいという想いやりの表現でもあるので、優しく丁寧にすることを心掛けましょう。
また、手コキやフェラチオの時についてですが、ペニスの亀頭部分は女性器と同じぐらい敏感な場所のため、力を入れすぎないように意識してみるだけでも気持ち良さはかなり違ってきます。慣れていない女性はフェラチオの時に歯を立ててしまったり、力強く握ってしまったりすることがあるので、自分の身体に愛撫してもらう時を思い出して、力を抜いて優しく触れるようにしてみましょう。
男性の身体は女性と違って触れられる機会が少なく、はじめから気持ちいいと感じる場所が少ないです。多くの女性が感じやすい乳首でも男性は気持ちいいと感じるまでに時間がかかり、アナルの開発ではさらに期間や回数を要します。
相手に気持ちいいかどうかを聞いてみたり、回数を重ねたりすることでだんだんと快楽を得られるようになってくるので、セックスの最中でもコミュニケーションは密に取るようにしてみてくださいね。

まとめ

今回は女性が男性に行う愛撫についての知識をご紹介しました。セックスでは最終的にペニスを女性器に挿入して射精することが目的なので、その過程で女性への愛撫は必要になってきます。
しかし男性は勃起をすれば挿入することが可能なので、愛撫は必要ないと思われがちです。男性への愛撫は必須ではありませんが、女性が積極的に行うことでより濃密なセックスの時間をつくることができ、お互いの愛を深めることができます。
言葉や物理的刺激など様々な攻め方がありますが、パートナーによって興奮するものや効果的な愛撫の仕方も変わってきます。
お互いを思いやりたくさん研究することで、より充実したセックスライフを送ることができるでしょう。